2015/10/16

いつもはワインに関することを書いていますが、たまには自分のことを

幼なじみの友達に


「おまえはカッコをつけるところがある。
それがなくなるとお前らしくていいのにな」


二十歳ごろかな、言われたことがある。


その時は、言葉の意味がよくわからなかった。

わからないというのはきっと、今ではわかるけど。

自分の内側を見る勇気がなかったんだろな。



先日、同じことを違う人から言われた。


これは昔言われたことやな。

同じこと言われているな。

なんやろって考えた。


今になってようやく

その言葉の意味を少し理解できた気がする。


自分のことは自分ではわからない。

でも人は自分のことをよくみえている。


この人は信頼できる人だなという人の、心からの言葉は

聞いてみる。そこに自分を知るヒントがある気がする。


カッコつけているというのは、

僕なりに感じたのは、


嫌われることに対する恐れから、人によく思われようとする心。

自分が素直に感じていることに蓋をして

自分を隠して、相手にあわせることをしているときの心と行動が


人からみてカッコをつけていることかなと思った。


これに気付くのに長い時間かかったな。



昔ダンスをしていて、コンテストに出た時に

ソロで舞台に上がったときに、

音楽が流れる前から、ただ立っているだけなのに、

会場からクスクス~と笑い声が聞こえる。


音楽を感じて、無心で踊っているときに会場が爆笑の渦となった。

自分では意味がわからない。


「あっウケているんや~じゃ笑かしてやれ~」って下心が出て

意識してウケを狙いにいくと、会場がし~~んと静まり返った。


この体験にきっと大きなヒントが隠されているんだけど、


自分を知るのが怖くて、恥ずかしくて、

わからないこととして、流していた。



自分に正直であるって怖い。

人の顔色を見ることに慣れていると

自分らしくが見えなくなる。



でも一歩一歩でいい。

ゆっくり歩いていきたい。


自分が満たされて、満たされた心が溢れて

それに触れた人が幸せになる。



そんな世界を夢見て。

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