2015/10/17

飲み比べてわかる自分の好み。




カーヴ田中屋では、お話をお聞きして

お客様の嗜好を少しでも理解したいので


まずは試飲をしていただいております。


この2つのワインですが、




おもしろいことに、2つを試飲していただくと

自分がしっかりめでどちらのタイプが好きがわかってしまう

飲み比べなんです。


しっかりめのタイプでも

ブドウ品種によって、味わいや香りの表現が変わります。


この2つで何がわかるかといいますと


しっかりめですが、味わいの感じが


スパイシーなタイプか


渋みがあるタイプかの


どちらが好みかが

のんで感覚でわかります。


二つのワインの説明です⬇


左は、フィルムブランシェ カシー ルージュ

プロヴァンス地方のワインで

品種は ムールヴェードルとグルナッシュのブレンド



右は、シャトーバ ピエール・デュ・シュド

プロヴァンス地方のワインで

品種は カベルネソーヴィニョン・シラー・グルナッシュ





フィルムブランシェのワインは、

ムールヴェードルは、ビターチョコの香りでコクがあります。グルナッシュはパンチがあって渋みがやさしい。2つの特徴はスパイシーで丸みがあること。

しっかり感をかんじますが、
渋みがやさしくて、マイルドで、柔らかい口あたり。




シャトー・バのワインは、3つのブドウをブレンドしていますが
飲んだ感じで印象に残るのが、カベルネソーヴィニョン。
カベルネソーヴィニョンらしい、豊富な果実味の奥に渋みを感じます。



2つを飲んで

スパイシーで丸みのあるタイプが好みなのか。

渋みを感じるほうが好みなのか。



飲み比べるとわかるんですね。


この2つのワインのいいところは、

押しが強い味ではなく、やさしくて

控えめながら品種の特徴が素直に出ているところ。



2つとも飲みやすくて

でも

スパイシーなキャラクター

渋みを感じるキャラクターが

わかりやすく表現されているので


感覚的に理解しやすいと思います。


飲み比べて見ると

自分の好みがわかることってありますね。




0 件のコメント: