カーヴ田中屋では、お話をお聞きして
お客様の嗜好を少しでも理解したいので
まずは試飲をしていただいております。
この2つのワインですが、
おもしろいことに、2つを試飲していただくと
自分がしっかりめでどちらのタイプが好きがわかってしまう
飲み比べなんです。
しっかりめのタイプでも
ブドウ品種によって、味わいや香りの表現が変わります。
この2つで何がわかるかといいますと
しっかりめですが、味わいの感じが
スパイシーなタイプか
渋みがあるタイプかの
どちらが好みかが
のんで感覚でわかります。
二つのワインの説明です⬇
左は、フィルムブランシェ カシー ルージュ
プロヴァンス地方のワインで
品種は ムールヴェードルとグルナッシュのブレンド
右は、シャトーバ ピエール・デュ・シュド
プロヴァンス地方のワインで
品種は カベルネソーヴィニョン・シラー・グルナッシュ
フィルムブランシェのワインは、
ムールヴェードルは、ビターチョコの香りでコクがあります。グルナッシュはパンチがあって渋みがやさしい。2つの特徴はスパイシーで丸みがあること。
しっかり感をかんじますが、
渋みがやさしくて、マイルドで、柔らかい口あたり。
シャトー・バのワインは、3つのブドウをブレンドしていますが
飲んだ感じで印象に残るのが、カベルネソーヴィニョン。
カベルネソーヴィニョンらしい、豊富な果実味の奥に渋みを感じます。
2つを飲んで
スパイシーで丸みのあるタイプが好みなのか。
渋みを感じるほうが好みなのか。
飲み比べるとわかるんですね。
この2つのワインのいいところは、
押しが強い味ではなく、やさしくて
控えめながら品種の特徴が素直に出ているところ。
2つとも飲みやすくて
でも
スパイシーなキャラクター
渋みを感じるキャラクターが
わかりやすく表現されているので
感覚的に理解しやすいと思います。
飲み比べて見ると
自分の好みがわかることってありますね。
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