2015/12/31

今年もありがとうございました。

ありがとうございます。 今年をおもうとその言葉がでてきます。


いつもきていただくお客様、お取り引きさせていただいている飲食店様、
仲良くしていただいている友達、いつも支えてくれている家族。


みなさまの御陰で今日を過ごすことができています。

ありがとうございます。


いま書きたいことをかくと、


来年3月から新しいスタッフが入ってきます。

10月末で、
2年半がんばってくれた京子さんが新しいステージに向けて進む為に卒業して


11月、12月と1人での営業でした。


1人での仕事の限界を感じていたところに


12月中頃に、

「カーヴ田中屋で働きたいです」といってくれた方がいてくれて、


お話しをすると、一緒に仕事をしたいと思える方で、今後は

フルタイムで入ってくれることになり、僕のことをサポートしてくれる人に出会えて

うれしいです。


スタッフが入ることで、しっかりと気持ちを引き締めることができて、

もっと成長したいと強く思いました。



2016年は、お客様に喜ばれるお店になれるように

努力していきたいと思います。

ご指導のほどよろしくお願いいたします



年始は4日からです。

お正月はしっかり充電をさせていただいて

4日から新たな気持ち、初心に帰って

日々をがんばります。




皆様よい年をお過ごしください。

2015/12/17

12月19日(土)は臨時休業とさせていただきます。

いつもありがとうございます。

今週の土曜日の19日は

竹屋町神座さんでのワイン会が

お昼と夜と2部制であり、

ワイン会のお手伝いにいきますので

臨時休業とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。



スタッフをずっと募集していましたが、

出会いがありました。



スタッフが入り、僕が少しいなくても

お店をまかせるときがきたら

イベント等での臨時休業が少なくなると思います。




2015/11/20

好きって伝染する。

妻が、「見て見て~」

「あの子、こんなん書いているの」


見せてもらったのは、息子の自由帳に書いている言葉。


「なに書いているの」

「コナンの映画にある歌が大好きになって、自分で歌を聴いて歌詞を書いているの」

「えっすごいな。聴いて書いたんや。」


それがこれ⬇

ポルノグラフティー 「オーリバル」


YouTubeではフルコーラスがなくて、カヴァーなんだけど、すんごい上手。


いつも楽しそうに

夜な夜な歌っています。


息子の好きが伝染して、今ポルノグラフティーがヘビーローテーションです。


好きって伝染するんですね。



2015年 マキコレのボジョレーヌーボー飲みました。

今年のボジョレーヌーボーを飲んで感じたこと。

現地からの情報では、干ばつで猛暑そして、程よい雨で、いい感じに完熟。

例年に比べて濃いキャラクターみたいだ。



飲んでみて・・・



情報というのは言葉。

言葉をみても味はわからない。


ワインを知るのは、やっぱり飲んでみないとわからない。


当たり前ですが

実際に飲んで体験するって

体験って大事って感じた。

すごく。



飲んだ印象は、例年に比べて濃いキャラクターって思うし、

その通りだ。

でも言葉を超えたワインだった。



ボジョレー地方はガメイ種というブドウ。

ガメイは軽くてチャーミングな香りと味わい。綺麗な酸が特徴。



味わい的には、酸味をやや全面に感じるので、ワインによっては
すっぱいとも、取られるときがある。



試飲で飲んだ、ジャンモルテ ボジョレーヴィラージュ ヌーボーは






















果実味の凝縮感の奥に、程よい、いい感じのバランスで

酸がのっている。

味わいの奥の、酸味の乗り方が気持ちよくて、

ほんと気持ちいい。



バランスがいいってこうゆうことを言うんやねって

見本が目の前にある。




一言でいうと「すごくおいしい」になるんだけど。


2015年の特徴の


ただ濃いだけではなく、果実味、酸味、旨味、後味のバランス、長さ。

これが高いレベルで表現されると、感動する。



ボジョレーってこんなにおいしいのって。びっくり。感動します。


すごいいい年だとわかるし。

その年の良さをそのまま表現する造り手さんの努力には頭が上がらない。



ワインは飲まないとわからない。

体験しないと語れない。


それを体験できるって幸せだ。


その感じた感動を語れるって幸せだ。


すばらしいワインだマキコレのボジョレーは。



2015/11/18

小さい変化ですが、大きな変化かも。





















この写真みたいに、

お客様にラベルを向けて、ワインの説明しようとしたら、


ひとりで絶叫。

お客様びっくり。

ひとりで興奮。



意味わからないですよね。

いきなり。



よく見ていただくと、輸入業者のシールのところに

マキコレワインって書いているんです。



今までは、日本に入る時に、他の輸入業者さん経由で入っていたので、
その会社が表示されていました。


この頃、飲まれた方からの

ワインの問い合わせが増えているようで、

ようやくといいますか、


問い合わせ先に

マキコレワイン 0277-22-0737
輸入元の金井屋さんの番号が乗りました。


まだ入ってきたばかりのワインのみの表示ですが

これから日本に入って来るワインには、シールが張られるので

徐々に、このワインはマキコレワインですという表示がされてきて


よりわかりやすくなると思います。



小さい変化ですが、

僕には大きな変化と感じています。

これからが楽しみですね。



⬇の写真のように、
マキコレワインのロゴもできました。
























こうして表現されるということは、

マキコレワインの認知度が上がってきていているんだなと思います。


マキコレワインというのは

麻紀子さんがセレクトされたワインという意味ですので、

たくさんの種類があって、


自分が求めているものを

手にするというのは、はじめての方は難しいと思います。





マキコレワインに興味をもった方の

お話をお聞きして、

喜んでいただけるワインを

お渡しできるように

コツコツがんばっていきたいと思います。










明日の19日(木)は16時半に閉店します。

このブログをみていただきありがとうございます。

明日は

MADAMA京都本店様 ⬅MADAMAホームページ

のオープニングレセプションのお手伝いにいきますので
16時半に閉店させていただきます。

来場いただくお客様に、2015年のボジョレーヌーボーを楽しんでいただくお手伝いをします。


毎年、素晴らしい年だと言われているボジョレーヌーボー
はたしてどうなの?ってみんな思っていると思います。

現地からの情報からですと、
2015年は8月まで干ばつと猛暑だったのですが、8月末に恵みの雨が降って
、最高のバランスで完熟したブドウができたみたいです。
例年に比べて、素晴らしい出来の年です。
濃いキャラクターみたいです。
明日試飲できるのが楽しみです。

この仕事をしてわかるのはワインは人が造っているので、いい天気、悪い天気どちらにしても、その天気で生産者がどのような仕事をしているのか。今の環境を最大限活かす仕事をしているのか。

自然と向き合い。よりよいブドウを造る為に、見えないところで努力している。
その努力が全てワインに表れると思います。

ほんとに生産者の考え方、仕事がワインに表れている。
生産者の想いをワインから感じていただけるとうれしいです。


MADAMA京都本店様の
新たな門出の大切な時に使ってくださるのはありがたいです。
微力ながら
来られる方に喜んでいただるようにがんばりたいと思います。





2015/11/09

新鮮な感覚

お客様の声で改めて感じた事。


夕方に、はじめてのお客様。

最初に決めていないけど、

こういった感じのお声がけをすることが多い。


「何かお求めのものがありますか?

求めているものをお聞きして

喜んでいただけるワインを提案できればいいなって思っています。」


「よかったら、試飲してみますか?」





当店では、はじめて来ていただいた方で

マキコレワインを知らない方には、車でなかったり、試飲をしたい方には

試飲をしていただく、




それは


試飲したものを買ってくださいという意味ではなく、

それをどう感じるのかを知りたい。


甘いというのも人によっては、感じ方が違う。

その感覚を少しでも知りたい。

お客様の感じられた感覚を参考に

試飲のワインではなければ、

棚に並んでいるワインと

うまくマッチングできればと考えている。



あと

僕はこのワインをおいしいと感じているというのを表現したいというのもある。



いつも通り

試飲をしていただき、どう感じられるかお聞きして、

何を求めているのかをお聞きして、

味わいの感じ、価格などを聞いて

じゃ~

それなら、こういったワインがありますという感じで接客していると


その人にとっては、それがすごく新鮮で、

試飲して感じた事をきいて、それを参考にして、ワインを提案してくれるショップって

新鮮ですって、ありそうでないですね。

言っていただいた。



そっか~って。



その人にとっては新鮮だったんだ。


僕は普通にしているけど、


人にとっては、珍しいと思うんだ



そんなことを感じた日。

感動する ボジョレーヌーボってあるんです。

11月19日はボジョレーヌーボーの解禁日ですね。

お客様との会話で、ボジョレーヌーボーってあまりおいしいって思ったことないんですね。

あんまり良いイメージを持たれていないボジョレーヌーボ。


ボジョレーはガメイというブドウから造られているのですが、

ガメイが軽くてフレッシュで、フルーティーなキャラクターなんです。

しっかりした赤ワインがお好きでしたら、お好みではないかもしれない。

でも家庭料理などにとても合わせやすい

気軽にガブガブ飲みたい気分のときにはうってつけのブドウです。


ボジョレーヌーボはボジョレー地区の新酒という意味。

ボジョレーの中にも、様々な生産者がいます。


いい造り手さんとの出会いが、ワインのイメージをガラッと変えるというのも
ありますね。


『ボジョレーって、おいしいな。』

期待にお答えできるボジョレーヌーボが入ってきます。



当店のは3人の造り手さんのボジョレーヌーボーで4種類が入荷してきます。

(  )の言葉は僕が個人的に、感じるワインのイメージです。

同じブドウのワイン達ですので、イメージがわきやすい言葉で書いてみました。


ジャンモルテ ボジョレーヴィラージュ ヌーボ 
(華やかな香りで心地よい渋み。可愛らしくて芯のある女性みたいな感じ。)



クロ・デ・ロマネッシュ ボジョレーヴィラージュ ヌーボ 
(華やかさの中にしっかりとした果実味を楽しめます。男前でシュッとしたタイプ。)



プチメゾンオート ボジョレーヴィラージュ ヌーボ 
(バランスが良くて、しっかりとしたタイプ。職人さんみたいで実直で真面目な印象。)



プチメゾンオート ボジョレーヴィラージュ ヌーボ ア・ランシエンヌ 
(完全ノンフィルターで昔ながらの製法のしっかりしていて濃いボジョレー)


ボジョレーヌーボーのイメージが変わるほどの

飲みやすくて、フレッシュで果実味があって、ブドウの房をそのまま食べているような
ブドウの味がする、飲んで、ほっこりする、おいしいボジョレーだと思います。




ボジョレーヌーボーから~少しマニアックな楽しみ方ですと、

ボジョレー地方は、ブルゴーニュ地方に近い地域なので、

ボジョレーヌーボーを飲んで、その年のブルゴーニュの出来に想いを馳せるというのも
一つの楽しみ。


ボジョレーでお伝えしたい事


ボジョレー地方は実は、ボジョレーの上級クラスの『クリューボジョレー』という産地のものがあります。

ボジョレーって薄くて、頼りないというイメージをうれしく裏切ってくれる
しっかりしたものや、華やかな香りなど、様々なキャラクターのものがあるんですね。

そういったワインがあるってこともボジョレーヌーボの解禁のときに

知っていただいきたいですね。

マキコレワインでは、

シルーブル村、ジュリエナ村、ムーラン・ナ・ヴァン村

白では、サンヴェラン村のワインがあります。

すごく魅力的なワイン達ですよ。



PS

昨年のボジョレーヌーボを
試飲であけています。

ぜひぜひ、お試しいただけたらと思います。





2015/11/05

印象に残ったこと


先日

同じワインを販売する仕事をしている人が来られて、
試飲しながらいろいろ話しをしました。


その人の感想を聞いていると、多くの人が手にする出回っているワインとマキコレワインの違いを試飲からの感想から、教えていただき、すごく勉強になった。


やっぱりマキコレワインは

全然違うワインなんだって改めて実感した。




閉店間際に、見慣れない顔のお客様。
はじめての人。

ラベルをじ~と見ている。

僕のいままでの接客の中での統計だと、来店してすぐに
ラベルをゆっくり見る人は、ワインに携わっている人が多い。


「ワインお好きなんですか?」

「ラベルを見るとどのような産地のワインかはわかります。
実は、ワインショップで働いているんです。」



「そうですか~。ご来店ありがとうございます。うちは聞かれたんですか」


「そうなんです。田中屋さんに行った事がある方にお会いして、ワインの仕事をしているなら、一度いってみたらって言われたので来ました。」



僕の知らないところで、そのような推薦をしていただけていることを知ってうれしかった。


「置かれているワイン。見た事がないものばかりです。」


「田中屋さんは、どこにでもあるワインを置いているって勝手に思っていましたが
全然みたことないワインばかりが並んでいるので驚きました。」



空いてるワインを試飲してみますか?といって

いくつか試飲していただいた。


ゆっくり味わっている。




「ワインの仕事をしていると、自分が知っているワインと比べて

今目の前のワインはどうなのかってみますよね。

見比べてみてどうですか?素直な意見を教えてください。

何か感じましたか?」




最初に試飲されたワイン⬇


ギィアリオン シャルドネ⬆


フランスのロワール地方の 
ギィアリオン シャルドネを指差して

「値段はおいくらですか」

「~です」


びっくりされた顔をしている。

「いかがですか」


「ものすごく安いですね」

「僕の知っているシャルドネでこの価格で、このクオリティーは出会ったことないです。」


「そう言っていただけるとうれしいです。ありがとうございます」



当店のワインを説明を一通りして、

お互いにほぐれた感じになったときに





左 白 ルネフライト リースリング スティンウェッグ

真ん中 白 ペピエール ミュスカデ ブリオール

右 赤 マス・デ・カプリス フィトウ ウフティー





「僕ね~ミネラル感があって、みずみずしいリースリングがあるとは
聞いた事があるんですけど、飲んだ事がないんです。リースリングって
ただ甘いだけのものが多いですよね~」


うわ~うれしいこと言ってくれるな。

あるよ、あるよ。みずみずしいリースリング。


「飲んでみます?」


それが左の写真。

ルネフライト リースリング スティンウェッグ


昔フライトさんにお会いしたときに、

僕、フライトさんのワイン大好きです。

アルザスのワインって甘さが主張しているワインが多い印象なのですが、

フライトさんのワインって、余韻にやさしいみずみずしさがあるじゃないですか。

あのみずみずしさが大好きで、飲み疲れしないです。


フライトさんが

『畑のミネラルだよ」

この言葉がずっと脳裏に焼き付いて、感動した。



お客様に、試飲していただいて、

ほんとにみずみずしいですね。なんですかこれは~。

すごく驚いている。

素直におもったことを表現してくれる目の前のお客様にうれしくなった。





テーブルに置いている、写真の右のラベルのワインの話しになり。


「これは、透明感のある綺麗な果実味が表現されたグルナッシュの入った
ラングドックのワインですよ」



「ラングドックのワインって、樽が効いていて、濃くてアタックがキツいワインのイメージしかないですが、綺麗なラングドックなんて想像できないですよ」




「のんでみますか?」試飲で空いていたので飲んでいただいた。


またまた驚いている。

すごいですね。のんだことないワインばかりです。

僕の思っている想像を超えたワインが目の前にあるので

驚きしかないです。なんなんですかここは!!




かなりびっくりされているみたい。

びっくりしている目の前の人がすごいなと思った。

新しいワインを目の前にして、今まで体験したことがないものを体験して

いいと感じてくれて、素直にそのまま表現している。

素敵な人だなと思った。





「僕から聞いていいですか?」

お客様からの質問。


「お魚を主に扱っていて、ウリにしているお店。
日本酒も充実しているお店。そこにワインもあるよ~って
提案するなら、どのワインにしましか?」





そこで、真ん中の

ペピエール ミュスカデ ブリオール

60年を超える古木のミュスカデ。
少しスモーキーな香りもあって厚みもあるキレのある辛口。

ミュスカデは、薄くて、キリッとしている印象ですが

その考えをうれしく裏切ってくれるしっかりとしたタイプ。




「このミュスカデをオススメしますね。そのお店にいって、お酒のラインナップや、
お食事をいただいたり、オーナーさんにお酒に対する考え方や今求めているものを

お聞きしたほうが、より提案できるものが絞られると思うのですが、今お聞きした感じで
セレクトするとこのワインを一度試していただいて、意見を聞いてみたいですね」



「価格はいくらぐらいですか?」



「この金額です~」というと


「えっ!!ミュスカデにしたら、いいお値段しますよね。
でも、それをわかって出されているのでしたら、きっとクオリティー高いものなんですね」


その答えも面白かった。


その人の中では
ミュスカデって薄くて、水っぽい、すっきり辛口で、安いワインって
イメージがあるみたいだ。



僕の提案したワインは、少し値段は高いが、ワインの質は価格以上の感動を与えてくれると思って、提案しました。



この造り手さんのミュスカデでスタンダードなクラスもあるのですが、
一つクラスを上げたものを提案した。



それは、厚みがあって、飲み応えのあるしっかりとしたものを提案したかったから。

だから値段も少し高くなる。



ワインの仕事をしているもの同士ならではの会話が新鮮でした。


お客様の感想を聞いて、改めてマキコレワインの魅力を再確認させていただいた。



すばらしいワインを扱わせていただいているんだなって。

このワインの魅力をわかちあいたいですね。


僕だけ感動しているのはもったいないって思うワインだから。



このワインがあることが幸せでほっこりする体験をしていただきたいですね。


今後もそんなことを発信していきます。