カーヴ田中屋で試飲のときのことを書いてみます。
⬆ 今試飲であいているワイン達。
試飲して味の確認をしてからお酒を買うとよく聞きます。
そうすると、試飲したものしかお客様の手にはいかないですね。
僕は棚に並んでいるワイン達も紹介したいので
試飲のときにお話していることがあります。
お客様が来られたときに
扉を入って来られてすぐに
「このお客様はこの金額でこのタイプのワインを求めているはずだ」って
顔をみてわからないですね。
わかったらすごい。
お話しをお聞きして、はじめてお客様の要望がわかります。
それから
試飲していただいて味を確かめないと売れないのであれば
要望をお聞きして、試飲で空いてなければ
新たにワインを空けて試飲していただかないといけないですね。
それはちょっと大変です。
そのやり方だったら
いっぱいワインが空いてしまいます。
当店は
まず説明の前に飲んで
このワインを
感じてみてください
といって
試飲していただきます。
はじめて来られたかたには、こんな感じでお声をかけています。
「まずよければ試飲してください」
「試飲したから買わないといけないという感じではないので安心してくださいね」
「このワインについて山盛りお伝えしたいことがあります」
「まず飲んでいただいてから説明させてください」
⬆これを来店いただいた方に言っています。
試飲していただくときに
詳しく説明はあまりしないようにしています。
飲んでいただいた
感想をお聞きしてから
ワインの説明をしています。
それは
最初にこちら側が
たくさんの情報をお客様に入れると
それに意識がいって
言葉をきいてからワインを理解しようとします。
それだと
僕の影響で
ワインを知るというのが
お客様にとってあまりよくないかな〜と感じ
その方が、そのまま感じたことを大切にしたい想いで
まず飲んで感想をきくようにしています。
みんなハートで感じる力ってあって
目の前のものが自分に合うかどうかって
感じることはできると思う。
すばらしいワインだという情報が入って飲むと
すばらしい部分を意識して探して飲んでしまいます。
それって頭で理解して味わう感じだと思う。
やっぱり
飲んで
率直に
ハートで感じて
このワインはいいな~って
思う人に出会うとすごくうれしい。
「のみやすいですね」
「のど越しがいいですね」
「きれいですね」
「おいしいですね」
いろいろな感想をいただける。
その感想をお聞きしてから
「お客様が感じたことってすばらしく
それにはちゃんと理由があるんです。
目の前にある
のみやすいワイン。
のど越しがいいワイン。
綺麗なワイン。
には
それができるまでにちゃんとした理由があって
目の前にあります。
それを感じていただいたことが
すごくうれしいです。」
「その理由はですね~」
といって
はじめての方に説明していること
⬇
最初に
カーヴ田中屋のワインについて説明させていただき
当店は金井麻紀子さんがセレクトしたワインのみを扱い
セレクトの基準が一貫したものを扱っています。
と説明しています。
それから
ご予算。
要望(自分用、プレゼント用)
あとは
ワインをお繋ぎするのに
お聞きしたいことを
その場で閃いたことを
お聞きしています。
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