はじめてご来店いただいたお客様が
じ~~と
ワインを見ている。
まず最初にきくことは
「マキコレワインって知っていますか」
知っている人は最初に
「マキコレワインって聞いたのですが、どれですか?」と
聞いてくるのが多いので、
何も聞かずにワインを見ているお客様には聞いている。
マキコレワインって言葉をはじめて聞いた人は
「なんですか?それは?」となります。
その後にいつも
説明していることがあります。
それを書いてみます。
ここにあるワインは、
仮に当店に
・いろいろなお店でワインを買って、ワインが大好きで
ワインの情報収集もたくさんしているワインが好きな人。
・ワインのプロの人。
・二十歳になったばかりで、ようやくお酒が飲めるようになりました。
という人が同時に当店のワインを見ても
「見たことがないワインばかりだな~」という感想になります。
それは、マキコレワインのみが並んでいるのですが、
マキコレワインは、都道府県に一件のショップのみの取り扱いで
ネットでの販売が禁止されているワインで
取り扱いのお店にいかないと手にすることができないワインです。
限定にしているのは、輸入元の
ワインのことを大切に考えた想いからなのですが。
並んでいるワインを見て僕を見ると
普通はこの人がセレクトしたワインがここにあるのかなと思いますよね。
一本一本に向き合ってワインを飲んで選んでいないのです。
一人のセレクターの方が選んだワインのみがあります。
後で説明させていただきますね。
ワインはたくさんの輸入業者が世界中のワインを日本に紹介しています。
世界中のワインを全部のもうって思うのは、すごく果てしない旅。
「いろいろな業者さんからワインを取り寄せて味見をして
これがおいしいからオススメしよう」っていう感じで
当店はセレクトしていなんです。
どういうことかといいますと
目の前にワインがあって
飲んでみる。
「これは丁寧な畑仕事をしているな~」
「これはあまり農薬を使っていないな~」
「酸化防止剤があまり入っていないな~」
って飲んだワインから理解するのが難しいと思ったんですね。
僕は目の前のワインから造り手の詳しい仕事を理解するということは
難しくて理解できないと感じました。
輸入業者さんの情報の紙をみながら
飲んでワインを選ぶということを僕はしていなくて
金井麻紀子さんのセレクトに惚れ込んで
それを扱いたいと思った。
金井麻紀子さんの選んだワインのいくつか飲んで
ブドウのそのままの味がしておいしいって思った。
全てが一貫した筋がしっかりとあるワイン達。
その理由は
セレクトしたワインの造り手さん達は
自分のできるベストな仕事をして後は自然にまかせる。
土の微生物がいい仕事をしてくれる。それをサポートするのが僕の仕事という
考え方。
シンプルで当たり前ですが
すごいこと。
マキコレワインは、シンプルに言えるのは
本来のワインだということ。
本来のワインとは
ブドウを収穫して
完熟したものを選び
タンクに入れて
天然酵母と合わさって
発酵して
ワインができる。
簡単に書いていることを
そのまますると
まず多くの量を造ることができない。
量を減らすということは
自分の収入を減らすということ。
これは情熱がないとできない。
その想いがワインから溢れている。
ワイン造りは、消費者からは見えないところがほとんど。
畑仕事や醸造など365日くっついてみているわけにはいかない。
できたワインについて詳しく語れるのは造り手のみ。
造りに一切の妥協していないと口では言っているけど
人それぞれ仕事への意識が違う。
でも
答えは出来たワインに表れる。
それは
ブドウの味がするものが本来のワインだと思います。
当店はフランスでワインを造る資格を持つ人が
本来のワインとは何かと問いかけたら
2つの造り方をしているワインだと言う答えにいき
それは
有機農法 と
10房とれるところを半分減らして。間引きして
土の養分を残りの5房に凝縮させる という
この2つを実践している人が
本来のワインを生み出す人だという答えに行き着いて
現地を300軒以上回り、
ワイナリーの人の仕事をみて
話しをきいて
この人のワインだったら
私の人生をかけることができる
確信をもって選んできたワインです。
そのようなワインのコレクションが
当店に並んでいます。
このブログは カーヴ田中屋の田中が書いています。
お店は京都の四条にあります。
そういえばこのブログ書いてなかったなと思い
ホームページと
お問い合わせのリンクを貼ります。
お店は京都の四条にあります。
そういえばこのブログ書いてなかったなと思い
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