2017/09/16
ドメーヌ カブリアックの魅力 詳しく書き足しました。
2回にわけて書きましたが、
もう少し詳しく1本、1本のワインを書いてみましたので再アップです。
1本のワインを紹介するのではなく、
造り手の全体の雰囲気やキャラクターを
表現できないかなと考えました。
造り手の魅力についてカーヴ田中屋が思うことをかいてみます。
マキコレワインが素晴らしいことのひとつに
生産者は自社で造ったワインに責任と覚悟を持っており
納得できないものには、一切ワインにしないこだわりがある。
なので、同じ造り手のワインを全部のむと、
ブドウや場所によって、個性の違いはありますが、
産地やブドウ品種のクオリティーで
一切のブレを感じず
どれを飲んでも満足がいくものが多い。
なので、ある造り手のワインが気に入ったとしたら
他のブドウや場所違いのワインにも
ぜひチャレンジしてほしいなと思います。
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「ドメーヌ・カブリアック」の魅力について。
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マキコレワインを知って、リーズナブルな価格から試そうと思った時に最初に出会う生産者がカブリアック。
マキコレワインの中でもリーズナブルな価格でかつ、しっかり感を感じ、
果実味があるワインなので
わかりやすいワインらしさを楽しめるので、
手に取りやすいイメージがあります。
カブリアックは造り手の名前。
産地は南フランスのコルビエール地区。
種類は赤は9種類
白は4種類
ロゼは1つです。
全体的なカブリアックの味の雰囲気は
南フランスは、暖かい気候で
ブドウが完熟しやすいので、
酸味が穏やかで、コクがある豊潤なキャラクターが多いですが、
一言でいうと「ボテッ」とした果実味があるものであったり、
樽をしっかり効かせて濃さを表現したりしているワインが多いのですが、
カブリアックは、自然でピュア。バランスがよく
品種の個性を綺麗に表現しながら、程よく酸も味にのっていて
飲んでいて疲れないワインだと思います。しっかりしていますが、主張しすぎていなくて
お食事を後ろから引き立てるしっかり感のあるワインと思っています。
あとは
品種の個性をそのまま楽しめるので
ブドウ品種の特徴を理解して知るのは
とてもよい教材になるぐらい上手に造っている印象です。
赤ワインは、世界でメジャーなブドウ品種を網羅していて
「カベルネソーヴィニョン」
「メルロー」
「メルローレゼルブ」
「シラー」
があります。
珍しいところでは、
「カリニャン」は手入れの難しい古木の木でブドウを造っています。
ブルゴーニュ地方で栽培されていて
南フランスでは、珍しい
「ピノノワール」
カベルネソーヴィニョンを知っている人は、
渋みがあって深い味わいの赤ワインを想像するのではないでしょうか。
カブリアックのカベルネ・ソーヴィニョンは、果実味の奥に
やさしく渋みが溶け込んでいる感じで、全体としてはやさしくてフルーティーな印象。綺麗なワインなので、ブドウのイメージだけで、ワインを飲むとちょっと軽いと思います。でも食事と合わせるといい引き立て役になって、いつのまにかワインが無くなっている飲みやすい赤。
メルローは、渋みがやさしくて程よい果実味で、味が控えめな赤。でもカブリアックは、味があり、気軽にしっかり感の赤を飲みたい気分にオススメ。
メルローレゼルブは、畑の中で出来の良いブドウを小樽で熟成したプレミアムワイン。ポテンシャルの高さがあり、若い時は、味が暴れているというか、じゃじゃ馬といいますか。果実味と樽の風味とブドウのフルーティーさがまだ調和していない印象ですが、1年、2年と寝かせてあげるとものすごく化けそうな力強さを感じる。若いときもおいしくて、いいですが、しっかり寝かせてあげたいワイン。
シラーは、ビターチョコ、カカオ、スパイスの香りを楽しめる渋みが優しいしっかりめ。シラーはクセがあるからちょっと・・・という方が、これは美味しい〜飲めると感動の言葉をよくこの話ワインの感想でいただく。シラーが苦手な方も喜ぶワイン。自然な造り方でやっているのか。バランスがとてもいいんですね。
カリニャン・・・ブレンドに使われる品種の単品って、リリースした頃はワクワクしてのんだな。
印象は、ちょっと渋いメルロー。やさしいシラーな感じ。
古木のワインなのか、リリースが若いワインなのに、こなれた熟成感みたいな雰囲気がある。通好みの赤とおもう。
ピノノワール、ピノノワールというブドウはブルゴーニュ地方が有名。そこの産地のワインを知っている人は、ちょっと濃いめで、繊細さはちょっと欠けるねと厳しい意見が出そうですが、
普通に飲むと、巨峰を思わせる香りと味でチャーミングでジューシーなおいしい赤ですよ。
ワンランク上のクラスで
グルナッシュ・シラー・ムールヴェードル・カリニャンなどを
ブレンドした。
「コルビエールトラディション・ルージュ」があります。
4種類をブレンドしているのか、複雑な香りと味。
スパイシーでコクがある。上級クラスに比べるとカジュアルな印象。それだけで飲むとおいしい。
コルビエール・ルージュの中で、畑の中でより良いブドウのみを集めて大樽熟成させた「マルキド・プイエール」
「マルキド・プイエール」は2017年のワインコンテストで金賞に受賞したいまノッテいるワイン。
コルビエール トラディション・ルージュに比べると
綺麗な果実味で、上品さを感じる、やわらかいしっかりめ。
上級クラスになると、やさしい雰囲気になることがこのワインから教えてもらった。
最高峰クラスは
シラーとムールヴェードルを小樽熟成した、余韻がゆっくり長くスケール感を楽しめるしっかりめ。
「プレウレ・サンマルタン」
飲んだ瞬間にうわ〜10年は寝かせたい。
これはおいしいから思うのか、そんな単純な感想ではなく、
ブドウの力強さ、奥に潜むミネラル。余韻の広がり、一口飲むと只者ではない風格があり、若いうちに売り切れてなくなるのは
もったいないと思う、力のあるワイン。こういうワインをセラーにしっかり寝かせたいですね。
白ワインとロゼワインの魅力。
白ワインは、4種で
「ヴェルメンティーノ」
「ヴィオニエ」
「ソーヴィニョンブラン」
というブドウ
「コルビエール・ブラン」
ロール、マカブー、ルッサンヌ、ヴェルメンティーノという4種類のブドウを
ブレンドした、造り手のワンランク上のクラスがあります。
ヴェルメンティーノはフランスでは珍しく、イタリアで栽培されているのをみます。
イタリアワイン好きな方がみると面白いねと言っていただけます。
イタリアワインが知らない方からみるとハテナですが。
キャラクターは、色は綺麗な黄金色、色は濃い目ですが、濃さは控えめで、
ライムを思わせる爽やかな香り。南フランスらしい暖かいニュアンスはありますが
綺麗に酸味も感じるので南ながら爽やかな印象。
ヴィオニエは、南フランスの高級ブドウ品種で、このワインみたいに
リーズナブルにいい感じのヴィオニエを味わえるのは貴重。
マンゴーや南国フルーツを思わせる香りと味。
厚みがあり、香りが特徴ですが、後味はキレがあります。
辛口の部類ですが厚みを感じる不思議な感じの白。
面白いワインに出会いたい人にオススメ。
僕は綺麗なヴィオニエだと思うのでそんなに書いているほどクセを感じず
おいしいワインですよ。
ソーヴィニョン・ブランは、フランスでは
北部のロワール地方が有名ですが、
南フランスのものは、色も濃く、香りがしっかりあり
トロピカルな南国フルーツを思わせるしっかり系。
でもソーヴィニョンブランらしい、グレープフルーツの柑橘系の雰囲気は表現されています。普通の感じに比べるとしっかりとした印象。
コルビエール・ブランは、4種類をブレンドしているので
複雑味があって、丸みを感じる辛口。説明するときに
ヴェルメンティーノと比べるのですが、
ヴェルメンティーノはすっきり。
コルビエール・ブランはやや濃いと説明しますが、
ヴェルメンティーノを飲まないとわからないですね。
黄金糖という飴を知っていますか。
ピラミッドっぽい形をした飴。
黄金糖を思わせる香りがするワインですとも説明します。
ロゼは、「サンソー」というブドウを使ったロゼ。
昔は、コルビエール ロゼというブレンドしたタイプがありましたが
今は造っていないみたいですね。
サンソーは赤ワイン用のブドウで
ブレンドに使われますが、単一品種であるのは珍しいのではないでしょうか。
味は、最高のコスパで、コクのある辛口ロゼで、値段と味でみると
「えっこの値段でいいの〜」ってぐらい美味しいです。
ロゼデビューにオススメの一品。
第3回 生産者を深める会 アラン・ジャニアール
9月20日(火)は17時から20時まで、カーヴ田中屋試飲会。
第3回生産者を深める会
今回はコート・ド・ニュイの生産者のアラン・ジャニアールのワインを5種ご用意します。
ワインは
ジブレイ・シャンベルタン2014
シャンボール・ミズニィー2013
モレ・サン・ドニV.V 2015
コート・ニュイ・ヴィラージュ2008
コート・ニュイ・ヴィラージュ2010
です。
ニュイの代表的な村のワインが三種。同じワインの年違いを飲み比べをします。
同じブドウで同じ生産者で違う場所や違う年を一緒に飲むと、微妙な違いをはっきり体験できます。
ワインはやっぱり其々個性があることを体験して知るとワインがより楽しく深めることができるのかなと思います。
会費は3000円。ワインと下鴨のはちはちさんのパン。
あとお二人で満席です。
お時間とご興味がありましたら
ぜひ遊びにきてください。
次回は10月20日(金)17時から
ブルゴーニュのフォラン・アルベレを深めます。
#マキコレ#マキコレワイン#カーヴ田中屋#アラン・ジャニアール
2017/09/14
本日の試飲
本日の試飲
コルト・デル・ソーレ ソアベ・クラシコ
グラスに注ぐとリンゴ香り溢れて、口に含むとハチミツリンゴ。
本日3日目ですが、日に日に酸味の角が取れてまろやかになり旨くなってくる。ものすごく旨い。冷蔵庫で冷やしていて、冷蔵庫から出して、すぐ飲んでも味がボケてない。しっかり果実味があります。
#マキコレ#マキコレワイン#コルトデルソーレ#カーヴ田中屋
2017/09/13
ドメーヌ カブリアックの魅力 その2
1本のワインを紹介するのではなく、
造り手の全体の雰囲気やキャラクターを表現できないかなと考え、
造り手の魅力についてカーヴ田中屋が思うことをかいてみます。
マキコレワインが素晴らしいことのひとつに
生産者は自社で造ったワインに責任と覚悟を持っており
納得できないものには、一切ワインにしないこだわりがある。
なので、造り手のワインを全部のむと、
ブドウや場所によって、個性の違いがありますが、
クオリティーのところで一切のブレを感じず
どれを飲んでも満足がいくものが多い。
なので、ある造り手のワインが気に入ったとしたら
他のブドウや場所違いのワインにも
ぜひチャレンジしてほしいなと思います。
昨日は赤ワインについて書きましたが
ドメーヌ カブリアックの魅力 その1
今日は、カブリアックがリリースしている
白ワインとロゼワインの魅力について書きます。
白ワインは、4種で
「ヴェルメンティーノ」
「ヴィオニエ」
「ソーヴィニョン・ブラン」
「コルビエール・ブラン」といって
ロール、マカブー、ルッサンヌ、ヴェルメンティーノという4種類のブドウを
ブレンドした、造り手のワンランク上のクラスがあります。
ヴェルメンティーノはフランスでは珍しく、イタリアで栽培されているのをみます。
イタリアワイン好きな方がみると面白いねと言っていただけます。
イタリアワインが知らない方からみるとハテナですが。
キャラクターは、色は綺麗な黄金色、色は濃い目ですが、濃さは控えめで、
ライムを思わせる爽やかな香り。南フランスらしい暖かいニュアンスはありますが
綺麗に酸味も感じるので南ながら爽やかな印象。
ヴィオニエは、南フランスの高級ブドウ品種で、このワインみたいに
リーズナブルにいい感じのヴィオニエを味わえるのは貴重。
マンゴーや南国フルーツを思わせる香りと味。
厚みがあり、香りが特徴ですが、後味はキレがあります。
辛口の部類ですが厚みを感じる不思議な感じの白。
面白いワインに出会いたい人にオススメ。
僕は綺麗なヴィオニエだと思うのでそんなに書いているほどクセを感じず
おいしいワインですよ。
コルビエール・ブランは、4種類をブレンドしているので
複雑味があって、丸みを感じる辛口。説明するときに
ヴェルメンティーノと比べるのですが、
ヴェルメンティーノはすっきり。
コルビエール・ブランはやや濃いと説明しますが、
ヴェルメンティーノを飲まないとわからないですね。
黄金糖という飴を知っていますか。
ピラミッドっぽい形をした飴。
黄金糖を思わせる香りがするワインですとも説明します。
ロゼは、「サンソー」というブドウを使ったロゼ。
昔は、コルビエール ロゼというブレンドしたタイプがありましたが
今は造っていないみたいですね。
サンソーは赤ワイン用のブドウで
ブレンドに使われますが、単一品種であるのは珍しいのではないでしょうか。
味は、最高のコスパで、コクのある辛口ロゼで、値段と味でみると
「えっこの値段でいいの〜」ってぐらい美味しいです。
ロゼデビューにオススメの一品。
2017/09/12
ドメーヌ カブリアックの魅力 その1
マキコレワインを知って、リーズナブルな価格から試そうと思った時に
最初に出会う生産者がカブリアック。
マキコレワインの中でもリーズナブルな価格でかつ、果実味があるワインなので
手に取りやすいワインのイメージがあります。
カブリアックは造り手の名前。
産地は南フランスのコルビエール地区。
種類は赤は9種類
白は4種類
ロゼは1つです。
赤ワインは、世界でメジャーなブドウ品種を網羅していて
「カベルネソーヴィニョン」
「メルロー」
「シラー」
があります。
珍しいところでは、
「カリニャン」は手入れの難しい古木の木でブドウを造っています。
ブルゴーニュ地方で栽培されていて
南フランスでは、珍しい
「ピノノワール」
ワンランク上のクラスで
グルナッシュ・シラー・ムールヴェードル・カリニャンなどを
ブレンドした。
「コルビエール・ルージュ」があります。左から7番目の赤。
コルビエール・ルージュの中で、畑の中でより良いブドウのみを集めて
大樽熟成させた「マルキド・プイエール」
「マルキド・プイエール」は2017年のワインコンテストで金賞に受賞した
いまノッテいるワイン。その右横です。
最高峰クラスは
シラーとムールヴェードルを小樽熟成した「プレウレ・サンマルタン」
一番背が高いボトルでゴールドのキャップです。
全体的なカブリアックの味の雰囲気は
南フランスは、暖かい気候で
ブドウが完熟しやすいので、
酸味が穏やかで、コクがある豊潤なキャラクターが多いですが、
一言でいうと「ボテッ」とした果実味があるものであったり、
樽をしっかり効かせて濃さを表現したりしているワインが多いのですが、
カブリアックは、自然でピュア。バランスがよく
品種の個性を綺麗に表現しながら、程よく酸も味にのっていて
飲んでいて疲れないワインだと思います。しっかりしていますが、主張しすぎていなくて
お食事を後ろから引き立てるしっかり感のあるワインと思っています。
あとは
品種の個性をそのまま楽しめるので
ブドウ品種の特徴を理解して知るのは
とてもよい教材になるぐらい上手に造っている印象です。
続きは白ワインとロゼワインを書きます。
2017/09/11
予告 マキコレの生産者の魅力を掘り下げます。
ドメーヌ カブリアックの魅力
生産者の魅力を掘り下げて書いてみようと思いました。
第1回目は南フランスのドメーヌ カブリアック マキコレワインの中でとてもリーズナブルで手に取りやすい価格ながら、ピュアでしっかりとした果実味と優しさを兼ね備えたワイン。
詳しくはのちほどブログで書きます。アップは明日かも。
#マキコレ#マキコレワイン#カブリアック#カーヴ田中屋#マキコレワインは自宅で外食気分になる